
皆さんこんにちは!熊本高等専門学校制御情報システム工学科のばんどぅーです。この記事では、私が今年の3月に体験したベトナムでのNGO活動について紹介したいと思います。
NGOについての情報もあるので、海外渡航や海外ボランティアに興味がある人はぜひ読んでいってください!
はじめに
元々私は小学4年生の時から、SVCAというNGO団体の一員としてベトナムでボランティア活動を行っています。SVCAとはThe Support of Vietnam Children Associationの略称です。1990年4月30日に設立され、「ベトナムの子ども達を支援する会」として、主にベンチェ省で障がい児(者)教育、リハビリテーション、母子保健を中心とした取り組みに関わっています。ベンチェ省の”省”は熊本県の”県”だと思ってもらえたら分かりやすいと思います。
SVCAの公式HP
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http://svca84.g3.xrea.com/
今回の活動について
今回,私はSVCAが毎年夏に行っているツアーに先立ち,海外渡航の手続きや現地の状況を把握するための先遣隊の1人としてベンチェ省を訪れました.
新型コロナウイルスの影響で2020年から2022年まで,現地訪問がなかったため3年ぶりの訪問です.やはり3年という月日は長く,現地の様子は大きく変化していました.ベンチェ省の発展は凄まじく,熊本市と大差無いように感じます.
ベンチェ省の街中の様子

今回のベンチェ省訪問での私の主な役割は会議の議事録作成です.3年間交流が滞ってしまったSVCAと現地と足並みを揃え再始動するための多くの会議がありました.議事録作成も相まって会議で話された議題について理解を深めることができたと感じます.わずか3日という短い間の滞在でしたが,非常に”濃い”渡航となりました.
私は,新型コロナ流行前最後の渡航となった中学1年生の頃,全くと言っていいほど英語は喋れませんでした.しかし,3年ぶりに訪れたベトナムで自分の英語が通じるとわかったときはとても嬉しかったです.自分の成長を実感する良い機会になったと思います.
また、今回の渡航でSVCAが30年以上に渡ってベンチェ省での取り組みを続けた積み重ねを見ることができたように感じます.自分自身が社会活動を行いたいと考えるようになった今,SVCAの活動には現地の人とどのように協力していくか,現地で活動することの大切さなど多くの学ぶべきことがあると気づきました.
SVCAと現地の人との協力により特別支援学級が設けられた学校

最後に
私の持論ですが,NGO活動に関わらず、海外に目を向けることで自分の価値観を大きく変えることができると思います.いきなり海外旅行というのはハードルが高いかもしれませんが,身の回り,例えば親戚の知り合いに海外との繋がりがある人がいれば話を聞いてみてはどうでしょうか.私がこのNGO活動に関わることができたのは、たまたま親戚が関係していたからです。意外にもツテやコネは色んな身近な場所に転がっています.自分の「スキ」を「カタチ」にしたいなら,色んな人を頼るのも一つの手かもしれません.
今回はあまり詳しい内容の記事ではありませんでしたが、今年の夏にもベトナムを訪れる予定なので、次回はもっと深い話まで書こうと思います。
ベトナムにはおいしい食事や美しい自然があり、その上比較的安価で渡航できます。皆さんもぜひ一度訪れてみてください!