高専バーチャル

「スキ」と「チャレンジ」が作り出す新しい「カタチ」


【福島高専】ドローンプログラミング教室!


はじめに

皆さんこんにちは!!
福島工業高等専門学校の岸本です!

先日、小学生向けにドローンプログラミング教室というものを福島県磐梯町で開催してきました。

皆さんご存知かもしれませんが、ドローンとは、無人航空機であり、人が操縦して飛行させることができます。
ドローンは、撮影や測量、娯楽などさまざまな用途で使われており、近年ではドローンを使った物流や配達などのビジネスにも利用されています。

今回のドローンプログラミング教室では、このドローンを自動的に操縦するプログラムを作成し、体験する教室になっています!

【福島県磐梯町で開催】親子で学べる ドローンプログラミング教室https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000106546.html

Telloとは

今回使用したドローンは「Tello(テロー)」というものです。

Ryze Tech Tello(テロー) Powered by DJI
https://www.system5.jp/products/n_1125066

これはDJIのテクノロジーを搭載したRyze Tech社製のドローンで、80gという非常に軽量で小型のドローンです。このドローンは小型ですが非常に落ち着いたホバリングが可能となっています。

また、ドローン業界で有名なDJIや世界的な半導体素子メーカーIntelが制作に関わっているため、フライトの安定感、スマートフォンと連携して操作できる手軽さなどが評価されています。

さらに、お買い求めやすい1万円ちょっとの価格となっており、ドローンを体験したい初心者に非常にオススメです!

Scratchとは

今回プログラミングで使用したソフトは「Scratch(スクラッチ)」というものになります。

Scratch Team
https://www.youtube.com/c/ScratchTeam

Scratchはアメリカの有名な大学、MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボで開発されたビジュアルプログラミング言語です。

ビジュアルプログラミング言語とは、プログラムをテキストで記述するのではなく、ブロックなど視覚的に理解しやすいものを動かすことでプログラミングができる言語のことです。
そのため、ドラッグ&ドロップなどの簡単なマウス操作で、楽しくプログラミングできることが魅力です!

難しいプログラミング言語や正しい構文の書き方を覚えていなくても、簡単にプログラムを開発できるソフトになっています。

開発した教材

今回、我々が開発した教材は以下のようになります。

Scratch側

右側にあるステージでドローン操作のシミュレーションを行うことができます。

また、次のステージへの切り替えはボタンでできるようにしました。

マップ側

今回作成したマップは、日本、アジア、アメリカ、ヨーロッパをテーマとした4つです。

このマップはバラバラで使用したり、組み合わせて大きなマップにしたりすることができます。

また、福島県磐梯町で開催したため、中央には磐梯山を制作しました笑

お客さんの注文側

今回の教室のテーマは「お店のドローン配達のエンジニア」ということで、お客さんの注文を確認してドローンを動かすプログラムを作成するという流れで行いました。

また、注文通りドローンを動かすことができれば報酬がもらえ、お菓子と交換できるようにしました。

そのため、以下のようなシートを作成しました。

  • ミッションシート:どのような注文内容なのか確認する。
  • アイディアシート:どのようにドローンを動かせばよいのか考える。

おわりに

今回のブログでは、福島県磐梯町で開催したドローンプログラミング教室について書いてみました。
参加していただいた小学生・保護者の方々からは、「とても楽しく良い体験だった。」と評価していただきました!

この教室の内容は福島高専の佐藤龍熙岸本篤が中心となって企画し、株式会社SKYでマネジメントや関係者との調整面をサポートしていただきました。
準備・運営を手伝っていただいた皆様、本当にありがとうございました!!

ドローンもプログラミングも体験してみると、とても楽しいことがわかりますので皆さんもぜひ体験し広めてください笑

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

参考


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